よくある質問
印鑑(実印)について
Q.実印(印鑑証明書)はどのような場合に必要ですか?
A.以下のような場面で必要になります
・公正証書の作成(契約書・金銭消費貸借証書・遺言状・金銭責務の証拠書類)
・法人の発起人になるとき
・不動産の取引(土地、建物などの売買や抵当権認定)
・遺産相続のとき
・保険金や補償金を受け取るとき
・自動車や電話の取引(電話加入権の売買や担保にいれるとき)
・宮内庁での諸手続き(恩給、供託など)
Q.認印(三文判)を印鑑登録することはできますか?
A.材質にもよりますが、基本的に既製品として販売されている印鑑(いわゆる三文判)は実印登録できません。
実印登録ができる印鑑の条件を挙げますと
・住民登録してある「氏名」「氏または名」いずれかを彫刻している印鑑
・印面の直径が8ミリ以上24ミリ以内
・ゴムやプラスチックなど変形しやすく欠けやすい印鑑でないもの
・割れていたり、欠けたりしていない印鑑
・大量生産されているような既製品でない印鑑(三文判など既製品は実印登録できません)
以上のような条件を満たした印鑑が実印登録可能です。
Q.実印を紛失してしまったのですが、以前こちらで作製した印鑑と同じ印影の印鑑を作製する事は可能ですか?
A.当店で作製したものであっても、全く同じ印影の印鑑を作成する事はできません。
お手数ではございますが、新しい印鑑を作成した上で、再度実印登録をお願い致します。
法人印の場合、紛失などした場合のトラブルを避けるため、法人実印と銀行印とは別々にご用意された方が得策です。
印鑑の材質(印材)について
Q.どのサイズが実印や銀行印に適していますか?
A.男性か女性かによって適切なサイズが違いますが、具体的には下記のようなサイズがオススメです。
男性向きオススメサイズ・・・実印18~16.5ミリ、銀行印15~13.5ミリ、認印12~10.5ミリ
女性向きオススメサイズ・・・実印15~13.5ミリ、銀行印13.5~12ミリ、認印12~10.5ミリ
なお、印鑑登録できる印鑑(実印)のサイズは8ミリ以上24ミリ以内でなければなりませんのでご注意下さい。
書体について
Q.書体はどんなものがありますか?
A.具体的には下記の様な書体で彫刻が可能です。
個人用実印や銀行印なら印相体やテン書体、認印なら古印体や楷書体がオススメです。
個人印
印相(いんそう)体
フルネーム イメージ | たて彫り イメージ | よこ彫りイメージ (右から左に読みます) |
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印相体は古代中国の印章史の中から伝わるもので篆書(てんしょ)を基礎にしたもの。
印象が柔らかで最も多く使われている書体の一つ。実印に最も適しています。※別称:吉相体
篆書(てんしょ)体
フルネーム イメージ | たて彫り イメージ | よこ彫りイメージ (右から左に読みます) |
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殻の泰の時代に作られた大篆・小篆の総称で、漢字の基本。重厚・風格のある印影をつくり、実印のみならず全ての印鑑に適します。
古印(こいん)体
隷書を元に丸みを加えた書体。7~8世紀頃に日本で作られ、 大和古印の伝統を受け継いだ古雅な味わいを活かした日本独自の書体です。認印に適しています。
楷書(かいしょ)体
非常に格調高く美しい書体で、書道のお手本などで目にする書体。
実印などにはあまり使われず、認印に適しています。
隷書(れいしょ)体
奏の時代に作られた実用書体・篆書(てんしょ)を簡略化し、直線的にしたもので、 端正でバランスがとれた読みやすく美しい書体。認印に適しています。
行書(ぎょうしょ)体
楷書を崩して書きやすくした書体。認印に適しています。
法人印
法人角印
たて彫りの場合は右上から、よこ彫りの場合は左上から読みます。
アルファベット等を彫刻する場合はよこ彫りの方がオススメです。
篆書体 (たて彫り) | 印相体 (たて彫り) | 古印体 (たて彫り) |
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篆書体 (よこ彫り) | 印相体 (よこ彫り) | 古印体 (よこ彫り) |
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